ユーカリ・プレウロカルパ~育てレポ~

美しいプレウロカルパ。
葉はシルバーでとてもかっこいい実がなります。
テトラゴナと呼ばれていることもあります。

切り花でもよく見かけるし
ドライフラワーで瓶に挿してるだけでも
ちょっと古びたよい存在感をかもしだして
目を引きます。

繊細な葉が重なるユーカリもあるけど
葉の一つ一つが凛としている印象。
とにかく美しいなあと見とれてしまう
好きなユーカリの一つです。
🌿ユーカリ・プレウロカルパ(Eucalyptus pleurocarpa)基本情報
学名:Eucalyptus pleurocarpa(別名 Eucalyptus tetragona)
科属名:フトモモ科(Myrtaceae)ユーカリ属(Eucalyptus)
分類:常緑高木(中低木扱いもされる)
耐寒性:やや強い(目安:-5℃前後まで耐えるが、幼苗は霜よけ必要)
耐暑性:強い(日本の夏も比較的よく耐える)
日照:日なた(6時間以上の直射日光を好む)
開花期:夏~秋(7~10月ごろ、小さなクリーム色の花)
原産地:オーストラリア(西オーストラリア州の乾燥地)

特徴
銀白色の丸く厚みのある葉が特徴で、リースやスワッグでも人気。
葉にはワックスのような白い粉がつき、シルバーリーフとして観賞価値が高い。
樹高は自然樹形で2〜4m程度(環境により変動)。
特徴
銀白色の丸く厚みのある葉が特徴で、リースやスワッグでも人気。
葉にはワックスのような白い粉がつき、シルバーリーフとして観賞価値が高い。
樹高は自然樹形で2〜4m程度(環境により変動)。
日本で育てる際の注意点
・過湿に弱い
 水はけの良い土(赤玉+軽石+腐葉土など)に。
 根腐れ注意。

・日光不足で徒長しやすい
 十分な日当たりが必要(半日陰だと葉色が悪くなる)。

・寒さにはやや弱い
 -3~-5℃程度まで耐えるが、寒冷地や幼苗は霜よけを。
我が家は大阪北部で雪にさらしておそらく寒さにやられました。
・剪定は春~初夏に
 樹形が乱れやすいため、春の新芽前後に整枝するのがおすすめ。
幼いうちは剪定不要

・水やりは乾かし気味に
 鉢植えでは乾燥してからしっかりと。過湿にすると調子を崩す。

・強風に注意
 幹が細く倒れやすいことがあるので、支柱を立てると安心。

我が家のユーカリ・プレウロカルパ

---2023年冬
鉢植えのものは
値段が高く
うまく育たなかったときの
損失が怖くて
小さめのサイズに出会うまで
手が出ませんでした。

そんなとき
園芸店で3.5号ポット入りのものに出会いました。
売れ残りのような感じで
葉に痛みがかなりでた状態で迷いましたが
1500円ほどの値段で
プレウロカルパに出会うことがなかったので
購入を決断。
レジへ持っていきました。
すると店員さんが
葉がイタんでいるので500円でいい
と言ってくれたのです。
なんてこと!!
お礼を言って
運命の出会いだーと喜び勇んで連れて帰りました。
ただ、500円にしてもらったのには
そのくらいの状態だったということだったようで
一ヶ月も持たず、新芽を出すこともなく
下葉から枯れていきました。
挿し木もしてみましたが
全く育ちませんでした。

これがプレウロカルパ一代目との出会いです。
そこから
やはりプレウロカルパへの憧れは
なくなることなく
次の出会いを狙っていました。


---2024年5月
一代目との出会いで
いいサイズがあることを知ったので
3.5号ポット(直径10cmほど)入りで
きれいな状態のものに
出会うのを待ちました。

そしてようやく出会えた2代目。
状態もよくシルバーの葉もとても美しく気に入りました。


ユーカリプレウロカルパ
5号ロングポットに植え替えをして
春から猛暑を超えて
順調に育っていました。が、
11月、猛暑もおさまり秋に入って
調子の良さをいいことに、樹形が良くなるかと
新芽が見えているあたりで剪定をしました。
今思うと剪定すべきではなかったかも…


結局2代目も
3月中旬、冬の終わりに来た2度の寒波のあと
葉色が悪くなり
下から枯れ葉となりました。
残念でとても悲しかったです。
どんどん下から枯れていきました
---2025年3月(1年目) 
新しく3代目プレウロカルパをお迎えしました


次こそ枯らさないためにも
詳しく育て方を調べることにしました。

というのも
ユーカリは育てやすい植物だと思い込んでいたので
きちんと育て方を調べずにいたのです。反省。

そこで参考にさせていただいたブログがこちらです。

ユーカリの薫るベランダで - ユーカリ育成ブログ
ユーカリ育成ブログです。日本には入ってこないような珍しいユーカリを多数紹介!ユーカリ栽培ガイドなども掲載しています。オーストラリアからタネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
 ユーカリの薫るベランダで さん。 ここではたくさんのユーカリの育て方が詳しく書かれていて とても参考になり、しばらく読みこんでしまいました。おもしろい。 覚えておきたいと思ったポイントはこれら
tetragonaの生息地域はそれはそれは過保護な気候です。
海流の影響で人間にも植物にも最高の状態なのです。
年間最高気温が28℃程度、年間最低気温も3℃程度
平均湿度は50%程度で年間雨量が650mm(大阪の約半分)です。

上記を見ていただくとわかると思いますが、
暑すぎるのも寒いのもダメ、過湿は苦手だけど、
さほどの乾燥もダメ、水はユーカリでは比較的好き。
最強に我儘ですね。。。
とにかく、乾燥力の強い用土で、
終日直射日光に当てることが、栽培のポイントです。
育苗初期には少し小さめの鉢で育て、
成長力に火が付いたら、一気に大きな鉢に植え替えるというのが
個人的には良いように思っています。

何はともあれ、早く乾く土で頻繁に乾いて水を与えるという、
栽培では最も手のかかるサイクルを好むユーカリの代表格です。

真夏は成長が控え目になる植物が多い中、
pleurocarpaは真夏でも激しく成長します。
注意するところは、先述した激しい吸水量です。
水が切れると、結構早い段階で葉先に枯れが出ます。

http://www.eucalyptus.jp/ ユーカリの薫るベランダ
読んでいて
ワクワクしてきました。
難しそうだけど、育てがいがありそう。

1・2代目のシルバーの葉と違い
三代目の葉には毛のようなものがついていました。

葉のフチが茶色くみえます

’ユーカリの薫るベランダ’さんブログによると
発芽してからしばらくの間は、緑色の葉をしており、
たくさん毛が生えています
とのこと。
これはまだ幼い苗なのだとわかりました。
新芽が元気で出ています!
新芽もでていて
このまま成長していってほしいです。

しばらく小さめのサイズの鉢で
水切れ気温に気をつけて
育てて行きたいと思います。

次こそは
花を咲かせたい。

---2025年5月(1年目) 
3.5ポットから
5号ロング鉢に植え替えしました。
新芽ものびてきています
柔らかいけれど葉がシルバーグリーンになってきました

このままきれいに夏越しさせたいです。

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