植物をお迎えして
すぐに葉を落として
色が悪くなったり
元気がなくなることがあります。
ちょっと待って...
土が良くなかったのか
植え方を間違えたのか
置き場所が悪いのか
どうしよう...
いろいろな植物を
育てていくうちに
下葉を落としたり
葉っぱが変色することは
よくあることだと
今では思えるようになりましたが
これから少しずつ植物を育てていきたいな
と思い始めた頃は
自分の育て方に自身はもちろんなく
’私は植物を枯らすタイプなのだ’という
思い込みを
さらに強くさせるばかりでした。
今では
誰でも植物を枯らすし
枯らした経験が多いほど
植物をうまく育てられる人になれると
確信しています。
信頼できる植物好きの友達は
皆、
今年はあれも枯れた、これも枯れた、
あんなに高かったのに、いつのまにかいなくなった
など笑って話すし、
それも含めて
育てることをを楽しんでいて
枯らした自慢をよくしています。
そういうもんなんだ
と思えるようになってから
植物を育てることが
さらに好きになりました。
その過程には
ダメだと思っていたけど
新しく芽が出てきた
とか
下から新しい枝が出てきた
とか
なんとか
植物たちも頑張ろうとしている姿に
こちらがハッとさせられたり
反対に
もうダメかな、
と思って掘り返してみると
根っこが全くでてなくて
これは
環境または管理が悪かったということで
申し訳ない気持ちになって
謝ってからあきらめをつけ
次こそは、と思いなおす
そんな体験の積み重ねで
気づけば
少しずつ育てる植物が増えていて
なんだかんだと
興味を失うことなく
植物を育て続けています。
毎日植物のことを考えるのが楽しいのは
なぜなのだろう
と思ったとき
それはきっと
うまく育てられるというより
うまくいっても、うまくいかなくても
それをあーだったのかな
こーだったのかなと
考えて、’楽しむ’
ことができるようになり
そうなると
楽しいことばかりで
やめられない
ということなのだと
たいした結論ではないですが
楽しむ楽しさ
を知ったのが
私は植物だったということでした。
きっと
世の中にはたくさんの
’楽しむ’があると思います。
その中の一つで
’植物を楽しむ’
ことができると
ただ道を歩いているだけでも
コンクリ道路の隙間の草の健気さや
通りすがりのお家の玄関先の
ちょっとした植物の置き方にも
植物愛を感じてほっこりしたり
日々楽しみに溢れるような気がしています。
’植物を楽しむ’は
コスパがよくてやめられない趣味だと
改めて思ったりしています。
そんな感じで
今日も
ちょっと草抜きして
天気がいいし
クリーニング屋は歩いていくことにしようかな。
アスファルトの隙間からケイトウ
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