ラベンダーLavender
花、葉、香り、色、人間の五感を使って楽しめる花代表と言えるのラベンダー。さまざまな品種の特性を知ってさらに楽しみたいですよね。育て方、育ち方をまとめてみました。
★基本情報
- 別名:クンイソウ(薫衣草)
- 科属名:シソ科 ラベンダー属
- 分類:低木
- 耐寒性:系統による
- 耐暑性:系統による
- 日照:日向
- 開花期:春〜7月頃(四季咲き品種もあり)
- 原産地:地中海沿岸
★特徴
系統を知ると育て方がわかります。
◎アングスティフォリア系・・・花が美しく香りがよい。耐寒性はあるが、高温多湿に弱く暖地での夏越しは難しい。
イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)
◎ラバンディン系・・・比較的暑さに強い。花も美しく香りも強い。暖地でも楽しめる品種。
ラバンディン(コモンラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種。強く初心者向き。)
ラベンダーグロッソ(草丈1m以上に成長する)
◎ストエカス系・・・香りは薄く、薄紫色や白の苞葉がリボンやウサギの耳のような形をしている。比較的暑さに強く、耐寒性がある。花が散っても苞葉が残り、花の鑑賞期間は長い。
フレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)
◎プテロストエカス系(四季咲き)・・・切れ込みの深い葉が特徴的。香り弱く耐寒性に弱い。観賞目的として品種改良された。
レースラベンダー
◎デンタータ系(四季咲き)・・・香りが強く、ギザギザした切れ込みのある葉がシルバーグリーンで美しい。花色は薄め。
デンタータラベンダ−
暖地であれば冬も開花する品種。
◎スパイカ系・・・強い香り放つ。
ラベンダーメルロー (香り強く、斑入りでカラーリーフとしても楽しめる)
★日本で育てるには
日当たりや風通しの良い環境を好み、基本的には寒さに強い。一方で高温多湿に弱い品種が多いので夏の管理は涼しい場所がおすすめ。
肥料はそれほど必要ではない。窒素分が多いと枯れる場合がある。
我が家のラベンダー
2024年4月
ラベンダー ブルーセントアーリー2024年5月にオオキタ園芸さんで3.5号ポット、セール品¥190になっていて、即買いしたものです。購入後、5号ロングスリット鉢に植え替えました。
イングリッシュラベンダーの中でも耐暑性のある品種。春から初夏が開花期なので、梅雨時期の蒸れに注意して管理したいです。
ちなみに、ブルーセントアーリーはブルーセントの改良品種で、従来種よりもより株の生育や開花の早さなどが改良されて、育てやすい品種だそうです。
レースラベンダー
こちらも2024年4月に購入後、5号ロングスリット鉢に植え替えました。
確かに他のラベンダーに比べると香りは薄く感じます。シルバーのレースのような葉が美しくかわいいので花が咲いていなくても庭での存在価値は高いです。四季咲きということで、花も長く鑑賞できそうで、それも楽しみにしたいと思います。
ラベンダー アラウディー
2024年4月に国華園で少し安くなっていたのを購入。7号ロングスリット鉢に植え替えました。大株仕立て、庭園向きと言われている品種みたいです。ラベルにはデンタータ+スパイク交配種とありました。デンタータ系なので四季咲きのようですね。香りもよく、細葉でシルバーな葉がきれいです。うまくいけば大型になるそうなので、きれいに大きく育てたいです。
様々な品種があるラベンダー。それぞれの特性をよく知るためにも他の品種も出会いがあれば色々と育ててみたいと思います。
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